ポケットにライ麦を〔新訳版〕
著者:アガサ・クリスティー 訳:山本やよい 出版社:早川書房
会社社長が何者かに毒殺された。遺体のポケットにはなぜかライ麦が。それは、童謡の歌詞に見立てて遂行される、恐るべき連続殺人の端緒だった。さらに社長宅ではメイドが洗濯ばさみで鼻をつままれた絞殺死体で発見される。彼女を知るミス・マープルは義憤に駆られ、犯人探しに乗り出す!
新訳で贈る、マザー・グースに材を取った中期の傑作。なぜ童謡の歌詞に見立てて殺人が行われるのか…そこに隠された犯人の意図が、このミステリーの鍵となっています!ミス・マープルが、単なる謎解き好きの老婦人としてではなく、犯罪者への怒りに突き動かされて行動するヒーローとして描かれるようになった作品としても知られています。
2026.4.28
そして誰もいなくなった〔改訳新版〕
著者:アガサ・クリスティー 訳:青木久惠 出版社:早川書房
その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく…
クリスティー屈指の傑作を改訳し、新たな解説とjunaidaによるカバーをつけた新版。
全編、強烈なサスペンスに彩られた、まさに不朽の名作です!
2026.4.27
クリスティを読む! ミステリの女王の名作入門講座
著者:大矢博子 出版社:東京創元社
数々の名作が世界中で読まれ、翻訳され、映像化・舞台化され、没後50年を経ても変わらぬ人気を保ち続ける──まさしくミステリの女王、アガサ・クリスティ。大人気カルチャー講座「アガサ・クリスティを読む」の講師を務める書評家が、〈探偵〉〈舞台と時代〉〈人間関係〉そして〈騙(だま)しのテクニック〉に焦点を当て、各章でテーマに沿ったおすすめ作品を紹介しながら魅力を丁寧に語ります。最終章〈読者をいかにミスリードするか〉では、女王の驚くべきテクニックをじっくり解説。
クリスティのすごさを実感できる、入門に最適な一冊!
2026.4.25
イギリスのお菓子と街めぐり アガサ・クリスティーの食卓
著者:北野佐久子 出版社:二見書房
名探偵ポアロやミス・マープルの物語を彩るイギリスお菓子と風土を解説!
イギリスのデヴォンやロンドンなど、アガサ・クリスティーゆかりの街を訪れ、その土地ならではのお菓子や風土を取材した1冊。
『そして誰もいなくなった』の舞台となったホテルで味わうアフタヌーン・ティー、名探偵ポアロも食べた苺クリーム、ミス・マープルが楽しんだ英国式朝食、クリスティーの邸宅「グリーンウェイ」で食べたスコーンなど、土地と美味が紡ぐ物語をお楽しみください。
2026.4.24
フィンランドの麦わらつるし飾り ヒンメリ
著者:仲宗根知子 出版社:エクスナレッジ
ブックフェア「ヒンメリと北欧デザイン」の1冊
必要な道具は針と糸だけ。麦わらに糸を通して組み立てるだけなので誰でも作ることができます。
基本の正八面体とそのバリエーションによる30種類のデザインを紹介した本書では、ヒンメリのさまざまな魅力に触れることができます。
お家の中で吊るすとわずかな風で回り、黄金色に輝く“光のモビール”ヒンメリ作りをこの本ではじめてみましょう。
2026.4.23
葬儀を終えて〔新訳版〕
著者:アガサ・クリスティー 訳:加賀山卓朗 出版社:早川書房
だって彼はころされたんでしょ?――アバネシー家の当主リチャードの葬儀が終わり、その遺言公開の席上、末の妹のコーラが無邪気に口にした言葉。すべてはこの一言から始まった。 翌日、コーラが死体で発見される。要請を受けて事件解決に乗り出したポアロが、一族の葛藤の中に見たものとは。衝撃の傑作、新訳で登場。
1953年発表のポアロもの。たった一言からきしみ出す人間関係…。待っているのは意外な結末!クリスティーが真骨頂を発揮した1作です!
2026.4.21
アガサ・クリスティー とらえどころのないミステリの女王
著者:ルーシー・ワースリー 訳:大友香奈子 出版社:原書房
全世界に読者をもつ巨匠アガサ・クリスティー。しかし彼女は職業を聞かれれば無職と答え、書類には主婦と記入した。当時の社会階層やジェンダーのルールにより、平凡なふりをして生きた20世紀の偉大な作家の一生に光を当てる。
本書は作家研究の視点から新たなクリスティー像を作り上げようとする試みである。現存する書簡や、自己を投影したと思われる作品の一節を丹念にすくい上げ、時代や社会背景をからめて、彼女の実像に迫っていく。その過程の記述は、クリスティーのミステリ作品に匹敵するスリリングさである。
2026.4.16
アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕
著者:霜月蒼 出版社:早川書房
クリスティー没後50年フェアの1冊
2026.4.13
殺人は容易だ
著者:アガサ・クリスティー 訳:高橋豊 出版社:早川書房
クリスティー没後50年フェアの1冊
植民地帰りの元警官ルークは、列車内で同席した老婦人から奇妙な話を聞いた。彼女の住む村で、密かに殺人が行なわれている、彼女はその犯人を突き止めたので警視庁に訴えに行くというのだ。くだらぬ妄想だと聞きながしたルークであったが、翌日なんとその老婦人が車に轢き殺されたというのだ……。
ポアロもミス・マープルも登場しないノンシリーズ。探偵役のルークに老婦人が語る一言がまさにこのミステリーの核心をついています!
「殺人は容易。誰にも疑われなければ。その人物は誰も疑ってみようともしない人!」
2026.4.11
猫は知っていた 新装版
著者: 仁木悦子 出版社:講談社
「日本のクリスティー」こと、仁木悦子による1957年のデビュー作。
仁木雄太郎・悦子の素人探偵兄妹が巻きこまれた奇妙な連続殺人事件。
怪しげな電話、秘密の抜け穴、蛇毒の塗られたナイフ、事件現場に現れる一匹の黒ネコ。
好奇心溢れる悦子のひらめきと、頭脳明晰な雄太郎の推理が真相に迫っていく。
鮮やかなトリック、心和む文体。
江戸川乱歩賞屈指の傑作が新装版で登場!
2026.4.9
終りなき夜に生れつく
著者:アガサ・クリスティー 訳:矢沢聖子 出版社:早川書房
クリスティー没後50年フェアの1冊
誰が言い出したのか、その土地は呪われた〈ジプシーが丘〉と呼ばれていた。だが、僕は魅了された。なんとしてでもここに住みたい。そしてその場所で、僕はひとりの女性と出会った。彼女と僕は恋に落ち、やがて……
ポアロもミス・マープルも登場しないノンシリーズ。サスペンスとロマンスに満ちた傑作です。クリスティーが自らのベストにも選出しています。
2026.4.7
料理からたどるアガサ・クリスティー
著者:カレン・ピアース 訳:富原まさ江 出版社:原書房
クリスティー没後50年フェアの1冊
ポワロが楽しんだ当時最新の機内食は?
ミス・マープルが甥に作った伝統料理は?
ミステリーの女王にとって食事は、創作においても、実生活においても大切なものだった。作中の晩餐会で、登場人物の故郷の味として、殺人の凶器として登場する料理から見えるものとは。当時の手法に沿ったレシピと解説でたどる。
2026.4.4