ブックフェア「移民について考える」の1冊。
移民増加に不安を覚え反対意見を持つ人々と、多文化共生や異文化理解を推進する人々の間で、建設的な議論は可能か。
多文化共生に関心の薄い地方新聞記者“悠太”の視点から、日本社会における移民受け入れの現状と課題を浮き彫りにした入門書です。
「移民が増えたら治安が悪くなるのでは」「社会保障の負担が重くなるばかりでは」等、SNS上で散見される移民について不安や批判を述べているコメントの代表的なものを挙げ、それらへの答えを探して“悠太”が様々な人に話を聞いて回るという構成になっています。
著者は信州大学グローバル化推進センターの教授。“悠太”の視点から語る形にしているため、とても読みやすく、移民について冷静に議論していく土台が自然とできていきます。