フランスの伝統菓子ガレット・デ・ロワ。中にフェーブと呼ばれる小さな陶製の人形を1つ入れ、それを引き当てた人を祝福します。このガレット・デ・ロワを題材にした作品です。
ミリーは、陶器でできた お人形。 豆つぶほどの大きさで、フェーヴとよばれています。
「さあ、いっておいで。きみは だれを しあわせにするんだろうねえ」 パティシエのブランさんに そういわれたミリーは、 アーモンドクリームがたっぷりつまった パイのなかへ―。
ミリーは、自分を引き当てるのはだれか、気が気ではありません。「今年はぼくが王さまだ」と元気いっぱいの男の子か…母親がかぜをこじらせてしまい、さびしそうな女の子か…