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昭和20年7月7日、池澤夏樹は生を受けた。「敗戦後の年月がそのまま人生の時間」である作家。その80年の歩みから、「戦後」がありありと立ち上がる。父・福永武彦との数奇な運命、デビュー以前の長い猶予、ギリシャ、オセアニア、アジアの島々への旅、そして未来のために私たちがやるべきことは-。
「文学も平和も消耗品なんですよ。だから絶えず新しく作り続けなければいけない。」
気鋭の文芸評論家、尾崎真理子の巧みなインタビューに応えながら、池澤夏樹がいま初めて、人生と創作のすべてを明かす。