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「ときめきをシェアする摩天楼」「女神は輝きの頂点に舞い降りる」
こうしたマンションの広告でよく見られる、物件のスペックをわかりやすく伝えるのではなく、雰囲気を詩的につづることを優先した文言を、著者は「マンションポエム」と呼ぶ。
本書は、マンションポエムを通して、私たちが都市、特に東京をどのように見ているかを浮かび上がらせる都市論的エッセイだ。
空と緑の都市に咲くあだ花か、アーバンライフの幻想か。マンション広告のコピーに託された〈東京〉の正体を読む。