クリスティー没後50年フェアの1冊
植民地帰りの元警官ルークは、列車内で同席した老婦人から奇妙な話を聞いた。彼女の住む村で、密かに殺人が行なわれている、彼女はその犯人を突き止めたので警視庁に訴えに行くというのだ。くだらぬ妄想だと聞きながしたルークであったが、翌日なんとその老婦人が車に轢き殺されたというのだ……。
ポアロもミス・マープルも登場しないノンシリーズ。探偵役のルークに老婦人が語る一言がまさにこのミステリーの核心をついています!
「殺人は容易。誰にも疑われなければ。その人物は誰も疑ってみようともしない人!」