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ある家に暮らしていた三代の住人たちの存在と記憶、感情がよみがえる――。
第174回芥川賞と第47回野間文芸新人賞を受賞した、あたらしい建築文学。
青年は描く。その家の床を、柱を、天井を、タイルを、壁を、そこに刻まれた記憶を。 目を凝らせば無数の細部が浮かび、手をかざせば塗り重ねられた厚みが胸を突く。 幾層にも重なる存在の名残りを愛おしむように編み上げた、新鋭による飛躍作。