ポピュリズムの仕掛人
著者:ジュリアーノ・ダ・エンポリ 訳:林昌宏 出版社:白水社
ドナルド・トランプ大統領がぶち壊してゆく世界は、極論に満ちている。失言、論争、派手なパフォーマンスが繰り広げられ、祭りのような雰囲気が醸成されてゆく。それは、「ネットフリックスのような」政治だ。
本書には、SNSを駆使した選挙で勝利をおさめる「混沌の技師」たちが次々と登場する。彼らこそが、陰謀論をつむぎ、中道を切り崩し、社会の分断を加速させ、極端な政治思想をつなぎ合わせている「ポピュリズムの仕掛人」だ。
怒りの感情をアルゴリズムで煽り、民主主義をカオスにおとしいれる人びと。その起源から戦略までが、恐いほどわかる。
あなたの投票を左右させたのは誰だ? 世界各国で選挙のたびにベストセラー! ポピュリズム政治の「舞台裏」を解明したガイドブック。
2025.10.10
夏蜜柑とソクラテス
著者:新井紀子 出版社:草思社
数学者で、人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」のプロジェクトディレクターを務める等、AIと教育・数学リテラシーをめぐる活動で国際的にも知られる著者が、日々の出来事や大切な思い出に寄り添いながら綴ったエッセイです。
過去の風景、大切な人とのやりとり、なぜか今でも心に残る一瞬…それらをそっと取り出して言葉にし、その過程を通じて、「記憶とは何か」「人間とは何か」を深く洞察しています。「日本エッセイスト・クラブ賞」など数々の賞を受賞した著者が、数式では表せない記憶、感情、言葉の余白を表現し尽くした、まさに新境地となる1冊です。
2025.10.7
たれてる
著者:鈴木のりたけ 出版社:ポプラ社
「大ピンチずかん」で注目の鈴木のりたけさんによる新シリーズの第1弾です。
まるで手を伸ばせば触れられそうな、圧倒的な描写力によるドーナツやアイスたち。えっ? この次の展開は!? と、ドキドキしながらも、読んでいるだけでお腹が空いちゃう、ゆかいな絵本です!
2025.10.6
世界自炊紀行
著者:山口祐加 出版社:晶文社
世界には、今晩の献立を考えない人たちがいる
自炊料理家の著者の元に寄せられる「献立作りが苦痛」「いつも同じ料理ばかりでマンネリに」「スーパーで途方にくれる」という自炊に悩める人々の声。これって日本だけ?「世界の自炊」はどうなっているんだろう? と思った著者は飛行機に飛び乗っていた――。
2024年の間に全世界12か国、38家庭を取材。それぞれ各国から2家庭を厳選し、合計24組の自炊事情を12種の自炊レシピと共に紹介する。同時代を生きる人々、それぞれの「自炊する意味」とは。
2025.10.4
シンプルなクローゼットが地球を救う
著者:エリザベス・L・クライン 訳:加藤輝美 出版社:春秋社
トークイベントに合わせたエシカルファッション特集の1冊です。
衣類の大量生産・廃棄の現状をつまびらかにするノンフィクションを著したNY在住のジャーナリストが、「では、どうしたらいいの?」について、とことん考えました。必要な服だけ残す方法、リセールや修理のコツから、社会的アクションまでを伝授します。地球にやさしい素材やブランドを探しているなら、エコな洗濯方法を知りたいとか着なくなった服をどうすれば効率的にリユースできるのか知りたいと考えているなら、そのすべてに答えを出せる手引きとなる1冊です。
2025.10.2
幸福のための消費学
著者:間々田孝夫 出版社:作品社
消費=選ぶ・買う・使うで、私たちは、幸福になる。
地球環境や社会、なにより自分自身のために、消費はどうあるべきなのか。
消費に人びとが期待すること、消費が人生にとって持つ意味とは何か。
本書は、この分野の第一人者が、インスタ映え、Z世代、オタク、コト消費、レトロ、ミニマリズムなど、現在の消費社会で起こっている注目すべき現象に鋭いメスを入れつつ、それを通じて、幸福のためにこれからの消費が目指すべき方向を見定めようとするものである。
2025.9.29
詩集 見えないものを探すために ぼくらは生まれた
著者:若松英輔 出版社:亜紀書房
伝えたいのは
思っているけど
言えないこと
生きていくために言葉が必要だった。そんな思いを持つすべての人に捧げられる詩集。
ほんとうに大切なことは言葉になどならないと書く著者が、誠実に言葉と向き合い、言葉を希求し続けた歩みが刻まれています。
若松英輔(わかまつ・えいすけ)
批評家・随筆家。「三田文学」編集長、読売新聞読書委員、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(2022年3月まで)などを歴任。
2025.9.27
修理する権利 使いつづける自由へ
著者:アーロン・パーザナウスキー 訳:西村伸泰 出版社: 青土社
なぜスマホのバッテリーはすぐ交換できないのか?
短い保証期間、高額な修理費用、交換のできない部品……わたしたちは修理することからますます遠ざけられている。「壊れたら買い替え」へ消費者を駆り立てる資本主義社会には、修理を阻む巧妙なカラクリが隠されていた。そうしたなか、いま米国やヨーロッパで「修理する権利」運動が巻き起こっている。その現状を縦横無尽に分析し、この権利を取り戻す方法を読者に紹介する本邦初の本格的入門書。
2025.9.25
ファッションの仕事で世界を変える
著者:白木夏子 出版社:筑摩書房
トークイベントに合わせたエシカルファッション特集の1冊です。
キラキラと輝く、自分の「好き」をあきらめたくない。ビジネスの世界で大活躍したい。だけど貧困や社会問題などに取り組みたい!そんな若者の欲張りな夢をすべて叶える方法を、「エシカル・ビジネス」を切り拓いた起業家が伝授。その心得から、企業までの具体的な計画作りまで、豊富なワークとともに指導します。
白木夏子(しらき・なつこ)
2009年に、人、社会、自然環境に配慮した日本で初めてのエシカル・ジュエリーブランドHASUNAを設立。各種ブランド、起業家のプロデュースにも携わっている。日経ウーマンオブザイヤー2011受賞、2011年世界経済フォーラム(ダボス会議)が選ぶ日本の若手リーダー30人に選出、2014年Forbes誌「未来を創る日本の女性10人」、2017年にはCNN「リーディング・ウーマン・ジャパン」に選出される。
2025.9.22
ファッション革命 めざせ! 持続可能なスタイル
著者:レイナ・デライル 日本語版監修:天沢逸里 訳:佐藤淑子 出版社:玉川大学出版部
ファッション産業は、SDGsの17の目標すべてにかかわる多くの問題をかかえています。本書は、安く早くつくられるファストファッションを中心にとりあげ、環境汚染、地球温暖化、労働環境、動物虐待、さらにはジェンダーステレオタイプやルッキズムなど、幅広い問題について解説した意欲作です。読者は、毎日なにを着るか決めるその選択が世界の問題につながっていることを理解し、自分にも世界を動かす力があるのだと知ることができます。そして、そのための日常的で具体的なアイデアがたくさんあげられています。
登場するブランドや団体はおもに欧米のものですが、読者が興味をもったことをオンラインで調べられるよう、すべて英字表記をつけられています(最近は翻訳ツールも進化し、ブラウザによっては表示したページのおおまかな日本語訳を見ることもできるようになっています)。また、本書は、問題解決のために行動することは、おしゃれをあきらめることではないと教えてくれます。これからを生きる読者がおしゃれをするための道しるべとなる1冊です。
2025.9.20
世界マスコットキャラ大図鑑
著者:大塚聰 出版社:パブリブ
その国でしか知られていないご当地キャラ達を紹介!
87カ国 460キャラ
カワイイのもいればキモいのもいる!
PRやキャンペーンのためにデザイナーが試行錯誤するも、お国柄が出てしまっている!
いかにもアメリカンな出で立ちなものもあれば、どことなく日本のアニメの影響を受けたようなもの、あまりにも下手くそで不気味なもの、有名キャラのパクリにしか見えないものなど、千差万別! ガソリンスタンドの計量器・投票箱・梅毒・奥歯・ウニ等、マスコット化するにはかなり無理があるものも!
2025.9.13
この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた
著者:ルイス・ダートネル 訳:東郷えりか 出版社:河出書房新社
もし現代文明が滅びたとしたらどうするか。あなたはどのように生き残るのか。穀物の栽培や紡績、製鉄、発電、印刷、電気通信など、人類が蓄積してきた膨大な知識をどのように再構築し、文明を再建するのか。日々の生活を取り巻く様々な科学技術と、その発達の歴史について知り、「科学とは何か?」を考える、世界15か国で刊行された大ベストセラーです。
2025.9.11