著者トークイベントを開催します!
2025年8月1日(金)19時~
参加希望の方はinfo@books-tangerina.comまでご連絡を!
スウェーデンには、周りのことも考えて多くを求めすぎない、「ちょうどよい状態」を美徳とする「ラーゴム」という考え方が、個人のライフスタイルだけでなく、国の政治や経済、社会システムにも根付いていると言います。いま世界ではアメリカを中心に、社会の中に分断や対立をあえてつくり出し、それを煽ることで支持を拡げるという手法が蔓延しているけれど、スウェーデンが歩み続ける「ラーゴム」の道は、その有力なアンチテーゼになるのではないでしょうか。
鈴木 賢志:明治大学国際日本学部教授・学部長、一般社団法人スウェーデン社会研究所代表理事・所長。1997年にスウェーデンに渡り、ストックホルム商科大学欧州日本研究所に約10年間勤務。日本と北欧の社会システムの比較研究を専門とする。