『天才歌人、ラップ沼で溺れ死ぬ』(小学館)を上梓した歌人の野口あや子さんと、俳優の石坂浩二さんの対談を、5月30日(土)に開催しました。短歌歴よりもファン歴の方が長いと言うほどの石坂さんファンだという野口さん。今回の対談は野口さんのたっての希望で実現しました。
短歌の世界からラップの世界に飛び込み、表現の幅を広げる野口さんと、演劇だけでなく、絵を描いたり、プラモデル作りのクラブを結成したり等、昔からマルチに活躍してきた石坂さんが、時には演劇やラップ、短歌の起源にまで遡りながら、それぞれの表現に通底するものや手法の違い、ジャンルを越境する醍醐味について、熱く語り合いました。
野口さんにとっての短歌が石坂さんにとっての演劇で、ラップがプラモデルだということで、石坂さんが野口さんに「ジャンルをまたぐことを良しとしない声があがることもあるけれど、必ず表現を豊かにする」と激励の言葉をかける場面も。
最後は野口さんが石坂さんに捧げる自作のラップを披露し、熱を帯びた対談は大盛況のうちに幕を閉じました。